今日は何の変化もない一日でした。
一日の振り返りに。。というわけでもなく帰り道
何気なく空を見上げるとそろそろ西の空に傾きか
けた冬の星座群が見えます。
その中、ひときわひきたった存在に三日月があり
ました。

いつか見た景色に似ています。。。
そういえば半年前に東京出張した時に月島から見
た空です。月島といえばもんじゃ焼きの街。大阪
から初めてもんじゃ焼きを食べて。。こんなもの
って思いきや。はまったはまった。今ではもんじ
ゃ焼きの大ファンです。

その時夕暮れの西の空に見えていた三日月が強烈
な印象で覚えているのですが、その月に似ていま
す。

そういえば、その日は思いがけずもんじゃ焼きが
おいしくって上機嫌でホテルに戻ってお酒を飲ん
だ記憶があります。栄光富士の古酒屋のひとりよ
がりというお酒です。

すごく美味しくって、でも少し違和感を感じたお
酒です。十四代ブームが始まる前から東北地方の
主力蔵は基本的には濃厚芳醇系だったのですが、
ここだけはいつも淡麗辛口、それでいて香り高い
という一種のこだわりを持ちつづけているお酒な
のです。

その時も、あぁ、ひとりよがりをつづけてるね。
なんて勝手な自己満足をしながら飲んだような
気がします。

ひとりよがりでもいい。
自分自身もブレなし芯をもって生きたいものです。

森の翠

2002年3月18日
春は出会いの季節であるとともに、別れの季節でも
あります。出会いの前に別れはつきものなのですが
今日は仕事上でかなり長い付き合いのあった人との
お別れの日でした。
思い出すのは昔の一コマ一コマ、鮮やかにその頃の
苦労や笑顔が走馬灯のように想いおこされます。
懐かしい想いでも新たな門出への糧として元気に
旅立って欲しいものだと心から思いました。

新しい門出を祝って、私が一番好きなお酒。森の翠
で祝杯します。初めて私がこのお酒に出会ったとき、なんて元気のいいお酒なんだろうと感動した記憶が想い出されます。新しく生まれてくる息吹を感じるような躍動感のあるお酒。新鮮で澄み切った香り。
決してきれいに整ってはいないけれど、これからの
未来に希望を一杯もって取り組む元気をもらったお
酒です。 そのお酒を飲んだ時の私の気持ちの高ぶ
りもあったのでしょうが非常に鮮烈な印象をもった
お酒です。

毎年のお正月。その時感じた気持ちを思い起こして
今年も一年頑張るぞという願いを込めてこの森の翠
を飲んでいます。

蓬莱泉(美)

2002年3月17日
昨日、実家の両親から電話がかかったのが懐かしく
って久しぶりに地方を懐かしんで風土料理。。
といっても味噌ベースの鍋を昔を思い出しながら
作ってみたんですが、結局ただの豚シャブになって
しまいました。でも、味噌ベースなのでなかなか
食が進みます。特にネギや白菜がとてもおいしく
できあがってなかなかのモノでした。

ちょっとご機嫌モードの中、こんなとき地元近く
愛知県の蓬莱泉があったらいいのになぁなんて
思いながら、今日はビールを飲んでいました。
特に味噌ベースのちょっと味のきつめの鍋には
味のしっかりした「美」がいいのではないでしょ
うか。ほんのり甘いのみ口で、それでいて切れの
いいお酒。ピンク色のラベルがとってもおしゃれ
な蓬莱泉の「美」。 美しいというかかわいい
お酒に私は思えました。

天狗舞

2002年3月15日
今日は後輩とお寿司屋さんにいきました。
最近はやりの回転すしではなく、板前さんが握る本
格的なお寿司屋さんです。
やはり、季節のもの、珍しいものいろいろ交えて
客の食べるペースや好みを聞きながら、その人に
あったものを絶妙なタイミングでだしてくれる、
そこに「満足」の原点を感じたように思います。

特に気に入ったのはぼたん海老の姿握り。
最初は生身を楽しみ、頭の甲羅にあるミソをいただ
く。とてもあっさりとして歯ごたえのある身の部分
とまったり濃厚なミソの部分のコントラストがとて
もアンバランスで面白かったです。

こんなときに飲みたくなるお酒。やはり魚に合う
お酒といえば日本海側。私の好きなのは天狗舞。
天狗舞にもいろいろと種類はありますが、特に
好きなのは山廃吟醸、または純米吟醸生酒。
香り豊かで切れがある。肴の味を豊かに表現しつつ
自らもきちんと主張をもったお酒です。

引き立て役にも主張は必要なんでしょうね。。

能登物語

2002年3月14日
今日はホワイトデーです。
久しくどきどきするようなホワイトデーから遠ざか
っている私ですが、世間的にはドラマもあったので
しょう。
ときめくことは自分を輝かせると思います。
それはどんな年齢においても同じ事。
自分の自分らしさを維持しつつ、もっとよくありた
いと行動できることこそ輝き続ける源泉だと思いま
す。

そうそう、バレンタインデーの時にチョコレートで
はなくもらってうれしかったお酒がこの能登物語で
す。お酒のことが全く分からない、しかも結構控え
めな子が、強面の酒屋さん店主に「こんなお酒が
好きな人なんです」といって買ってきてくれたお酒
です。とっても芳醇でコクのある豊かなお酒です。

それ以上にそこまでして買ってくれた気持ちがうれ
しかったです。

磯自慢

2002年3月13日
たいへんな目にあいました。
オタフク風邪なんて子供の頃にかかる病気とばかり
思っていましたが、なんとこの私が。。。
そういえば、子供の頃におたふく風邪にかかって
いなかったんですね。。。
顔がこれでもか。。とばかりに膨らんでとても痛く
何か食べようとすると唾液がでる部分くらいがとに
かく痛い! 食事もなにもあったもんじゃなかった
です。

今日は復帰の日。
復帰の日にふさわしく、伝統ある銘酒蔵の磯自慢を
飲みたい気分です。杜氏さんが代わってかれこれ
5年くらいになるのでしょうか、少しの間味に変化
があったのですが、今はさすが伝統蔵の味という感
じで昔とは少し異なるのですが、新しい若さを感じ
るさわやかなお酒です。

こういった復帰の日の祝杯にはもってこいです。
さて、再(再)出発です。
しばらくお休みします。。

三井の寿

2002年3月4日
気持ち新たに一週間が始まります。
といってもなかなか今日から生まれ変わろうとし
ても周りはそんなに変わったわけではなく、自分
だけが焦っているだけに思える一日でした。

何かを変えようと思っても、周りがいつも通りに
動いているとついついそれに流されて、「明日か
らでいいや」なんて思ってしまう自分が恥ずかし
い限りです。

こんな反省をしながら三井の寿というお酒のこと
を思い出しました。このお酒は出来上がった後、
旧鉱山跡のトンネルの中に寝かしてじっくりと
熟成した後に世間にでてくる。 周りがどんな
環境であろうともじっと自らの熟成ペースを守って
世に出てくる。それくらいの芯の強さが自分にも
欲しいの願う今日この頃です。

寒中梅

2002年3月2日
今日は土曜日。
ちょっと気候もいいので外を散歩しました。
通常の3月ならまだ肌寒いのですが、どういうわけ
か先週後半くらいから急に暖かくなっています。
いいですね。こころがやさしくなります。
いつもと違うことをするといつもと違う風景や
いつもと違う考え方ができるものですね。
なんだかとても穏やかです。

昨日は越の寒梅。今日は寒中梅な気分です。
寒中梅は越後の3梅の1つです。
越の寒梅、寒中梅、峰の白梅の3梅なのですが、
寒中梅だけは他の2つと違って「寒中梅らしい」
味のするとても変わった、でもそれでいて味のある
お酒です。ちょっといつもと違う感覚で今日みたい
な日は寒中梅をいただけると最高です。

個人的には本醸造が好きです。

越の寒梅

2002年3月1日
今日から3月です。
4月になれば新入社員もやってきて社会全体も新
たなスタートという感じになるのでしょう。
とはいえ私にとっては先月はかなり辛い月でした。
今月が私にとっての再出発の月。
初心を忘れずに生まれ変わりたいです。

初心。。というか私が日本酒を好きになったルーツ
の話です。 実はかなりミーハーなのですが入社
祝いに兄貴がくれた越の寒梅が全ての始まりだった
のです。

日本酒といえば大学時代に先輩から一気飲みを
すすめられ無理やり飲んだ上に悪酔いして2日酔い
ならぬ3日酔いして以来、日本酒は飲むもんかと
思っていたのですが、やはりそこは越の寒梅。
大学時代に一気飲みさせられたお酒とは全然違う
さわやかな風味と抜群の切れに魅せられ、日本酒に
ついてもっと知りたいと思ったのが始まりでした。

そんな出会いをくれた兄貴に改めて感謝。。
そして今日、再出発です。

千代の光

2002年2月28日
今日は2月の最終日。
明日から3月です。
この一ヶ月振り返ってみるといろいろあったなぁ。
昔もってた価値観なんかも結構がらりと変わるよ
うなこともたくさんあった1ヶ月でした。
(それが理由でこの日記もつけ始めましたが。。)

昔好きだったお酒。
そうだ、千代の光を久しぶりに飲んでみたいです。
9年前。日本酒の世界に魅せられ始めた私が最初
に好きになったお酒です。
すっきりと飲みやすく、それでいてとてもお手ごろ
な値段だった千代の光。
本醸造の「真」が特に好きでした。
でも、最近あまり目にしなくなりました。
こんど酒屋さんにいったら探してみようっと。

それで9年前の自分にいっそのこと戻れたらね。。

越の白雪

2002年2月27日
やっぱり最近ついてないです。
いろいろな問題に巻き込まれて辛い日が続きます。
真っ白になりたい。
できればしがらみから抜け出したい。
そんな弱いことを考えつつも、そのままでは埒が
あかない。もう少し前向きになろうと思う日々。

少しこじつけですか。。こんなしがらみにもうまく
付き合えるお酒を見つけました。
例えるなら何にでも相性のいい魔法の水。
でも水以上においしい。
それが越の白雪(ハクセツ)
まさに白雪のごとくどんな料理にもどんな飲み物
にもあう。しかも決して自分自身が主役になるこ
とはない。。

やさしくなりたいです。

清鶴

2002年2月26日
今日は宴会で遅くなってしまいました。
いつもは駅から自転車で家まで帰るのですが、
自転車置き場が閉まっていたので仕方なく歩いて
帰ることにしました。

駅前の繁華街(といっても数十メートル)を抜け
るとひっそりとした町並みになります。
そういえば。。
私の住む駅には2つの酒蔵があります。両方とも
非常に有名な蔵なのですが、1つは国乃長、もう
一つは清鶴です。

遅くなりついでに。。。酒蔵の方に足を伸ばして
みましたが、やはり深夜。人もいません。これで
は怪しい人になってしまうので早々に家路を急ぎ
ました。

2つある地元の蔵で、清鶴の「ふりーらん」とい
うお酒を飲んだことがあります。
純米大吟醸雫酒でやや値は張ったのですがやはり
それなりのお酒。富田の地が池田の地とならんで
大阪での積銘蔵とよばれただけの風格を醸し出す
お酒です。

すっきりフルーティー。香りは強くないですが
新鮮です。

亀泉

2002年2月25日
今日は昨日より気分は晴れてます。
少し華やかな気分の日にはこんなお酒を飲みたく
なります。

高知県のお酒で亀泉というお酒があります。表現
が変なのですが黄色い味のするお酒なんです。
昨日はとっても落ち込んだけれど、少し元気に
なった自分の心を応援してくれそうな、そんな
華やかさをもったお酒です。

そういえば、このお酒に出会ったのは約6年前の
ことだったでしょうか。日本酒が好きで立ち寄った
大阪にある日本酒が飲める居酒屋でたまたま隣合
わせに座った方(酒屋の方)と意気投合し、その
方のお店に行ったときに飲んだのが始めての出会い
です。味が華やかな分、年ごとに微妙に変化する
味が楽しみでもあるお酒です。

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